古事記スクール

日本人のOS古事記を全ての日本人に!!小説、イラスト…カジュアルに古事記を広めます!

【新古事記149】龍橋神社、再び

「よし!」 そういうと陽は「古事記まんが」を閉じた。 「聖、オレもとりあえずだけど読み終えたよ」 聖はニコリと笑うと言った。 「もう次の駅で降りるよ」 ------------------------------------ 09時35分 陽と聖は駅を降り商店街を歩いていた。 「あ、見…

【新古事記148】陽の焦り

陽は前回の満員電車を覚悟していたが、車内は予想外に空いていた。 「あ、今日、日曜か」 陽は呟いた。シフト制の仕事をしていると曜日の感覚がなくなってくる。 電車は大きな川を越え都内に入った。その次の駅で目の前の席が空いたため、陽と聖は並んで座っ…

【まとめ読み】新古事記〜51話から60話〜

51話から60話のまとめ記事になります。 大人気の?暑苦しい兄妹や、高杉晋作の話も出てきますよー https://kakuyomu.jp/works/1177354054889904426/episodes/1177354054891649876

【新古事記147】火の玉兄妹の幻影

陽は生姜焼き定食を食べながら言った。 「で、聖? 明日はかなぶんに会いに行くんだよな? 場所は?」 「うん、私、前に見たラーメンをどうしても食べたくて」 「ああ、あの… 極道ラーメンだっけ?」 「ちがうよっ ご・く・うラーメンっ!! 「極める空」と…

【新古事記146】タカシ×タカシ

「タカシ×タカシ? ああ、プロレスのマスクを被ったコンビだろ? 聖、好きだったもんなぁ」 聖は嬉しそうに言った。 「そうそう! フジカワとモリのコンビが最高だったよねー 「ハヤシさん!」 「ハヤシじゃないよ、モリだよっ」 って掛け合いがねー。 あの…

【新古事記145】キング飯店

21時10分 ガチャリ 「ただいまぁ〜」 仕事を終えた陽が帰宅し玄関のドアを開けると聖の悲鳴が聞こえた。 「あぅ〜〜〜っ!!」 陽は慌てて靴を脱ぎ部屋に入った。 「どうした、聖? 何かあったのか?」 「ヨ、ヨウ…おかえり…」 そこにはリビングのソファーに…

【新古事記144】突然…

10時55分 「おはようございまーす」 出勤した陽は、フロントバックのロッカーに置かれた聖のバッグを見つけた。そして、自分のバッグから「古事記まんが」を取り出し、聖のバッグに忍ばせた。 その後、聖と一緒に勤務にあたっていたが、これまでも勤務中に二…

【新古事記143】想像するもの

07時50分 「おはようございます」 聖が出勤してきた。聖は航を見つけると近づいてきた。 「氷川さん、おはようございます。 浅間は昨夜も私が寝た後に「古事記まんが」を読んでいたみたいです」 「おはようございます。 ええ、昨夜メッセージもくれたみたい…

タワー大神宮の御朱印をいただきにいきましょう!!

東京タワー内にある「タワー大神宮」の御朱印をいただきにいきませんか? 芝大神宮や愛宕神社にもお参りして、わかりやすいと評判?の紙芝居風古事記も披露します^ ^ 神様のことがグッと身近に感じられると思います。 【タワー大神宮の御朱印をいただく会】 …

【新古事記142】ワクワクすること?

「掛川さん、具体的に何がやりたいとあるんですか? 確か、電車が好きで旅行関係の専門学校を卒業されたんですよね?」 航は掛川さんに質問してみた。 「はい。 何をやりたいかはまだわからないんですけど…もともとホテル業も妥協して選んだ部分が、あります…

【新古事記141】求人募集

航は西口さんが何気なく言った言葉を今でもよく覚えている。 「40歳を過ぎたあたりから人生が崩れるんだよ」 当時は自分にはなんの関係もない言葉のように思えたが、今の自分はどうだろうか? 社会からドロップアウトした自分。当時、こんな人生を予想してい…

心と身体の声を聞く話

先月のこと… 久しぶりに高校の同級生とビアガーデンに行きました。たくさん食べてたくさん飲みました。 そして、翌朝… 眉間から右目尻、おでこと頭に湿疹が出ました。あまりに突然だったので、 「食べ物に当たったのか?」 と思いました。 しかし、しばらく…

【新古事記140】チリ人妻を持つ男

(西口さん、元気にしているだろうか?) 航の脳裏に一人の男性が浮かび上がってきた。 航は20代前半の頃、ホテルの警備の仕事をしていた。夜勤があり、拘束時間も長く、生活のリズムはめちゃくちゃだった。 けれど、同年代の若い同僚が多く、今思うと楽しい…

【新古事記139】20年

五十嵐さんが姿を消すと、フロントバックには航と掛川さんの2人になった。 「五十嵐さん、お昼の11時から勤務してるんですよ? なのに全然休もうとしないんです」 「五十嵐さんの立場だと、どれだけでもやることはあるでしょうね」 航は自身がサラリーマンだ…

【新古事記138】真夜中のメッセージ

「ちょっと…イザナギさん? いくらなんでも… 子供を斬り殺しちゃうって…」 陽はその展開に衝撃を受けた。 「まぁ奥さんの命を奪ってるわけで… オレ、この火の神は好きになれないなぁ。 …にしても斬り殺さなくても良いと思うんだが…」 22時50分 「ありゃ、も…