古事記スクール

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ヤマサチ、海の中へ

~これまでのお話~

兄・ウミサチの釣り針を無くし困っていたヤマサチの前に、塩土の翁が現れ海の宮殿に向かう小舟を作ってくれました

 

 

kojikista88.hatenablog.com

 

ヤマサチは塩土の翁の作った小舟を前に言いました

 

「か、かっこいい~

 

 でも、オレ・・・

 

 運転できるかなぁ・・・

 

 なにせ原付の免許すら持っていないので・・・」

 

塩土の翁は言いました

 

「ほっほっほっ、安心してください

 

 この小舟には最新の

 

 『自動運転システムが登載』

 

 されています

 

 乗り込めば海の神の宮殿まで連れて行ってくれますよ」

 

ヤマサチは喜びました

 

「おお、それは至れり尽くせりですなぁ

 

 塩土の翁さん、ありがとうございます

 

 さっそく行ってまいります」

 

塩土の翁は答えました

 

「なになに、お安い御用ですよ

 

 もう出発されますか

 

 海の宮殿の玄関前に井戸があります

 

 その井戸のすぐ横には桂の木が生えています

 

 海の宮殿に着いたら、桂の木に昇ってください

 

 海の神の娘があなた様を見つけてくれるでしょう

 

 それではお気をつけて」

 

ヤマサチは小舟に乗り込むと、海の宮殿に向かい出発しました

 

「むむぐぐ・・・

 

 乗り心地はイマイチだな・・・

 

 まぁ贅沢は言えないよな・・・」

 

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小舟の中は思いのほか狭かったのですが、

 

元気よくグイグイと進んでいきました