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【新古事記052】和歌山ラーメン

「なぁ、聖。ちょっと休憩しない?のど乾いたし…」


「そうねー、ちょっと早いけどお昼にしよ。ヨウ、何食べたい?」


陽は少し考えてから言った。


「せっかくだからさ、昼間っからビール飲みたい。平日の昼前にビール。贅沢!!」


「しょうがないねー、ヨウは…」

 

「一杯だけ。


それに聖だって、嫌いじゃないだろ?」


聖は舌を出して笑った。


「まぁね」


陽は周囲をグルリと見渡すと、一軒のラーメン屋があった。


「和歌山ラーメン…『キョックウ???』」


聖は目を細めて言った。


「ここにアルファベット書いてあるよ。


「GO-KU」『極空』って書いて「ゴクウ」って読むみたいだね。


和歌山ラーメンってどんなんだろ?ヨウは食べたことある?」


陽は首を横に振った。


「食べてみたいけど、ラーメンじゃ慌ただしいよねー。うーん…

 

ここは次回のお楽しみにとっておきましょう」


陽は「和歌山ラーメン・極空」の斜向かいにある建物の中を覗いていた。


「聖ぃー、ここは?」


陽が見つけたのは小さなカフェだった。


「アルコールも充実してるみたいだよー」


店頭にはLeicesterと書かれていた。


「Leicester?なんて読むんだろ?オレ、読めないや…」


「レスターだね、たぶん、もうここに決めよっか」

 

聖は扉を開け店内に入って行った。慌てて陽も追いかける。


ガラン


「こんにちは〜」


店内に入った聖は固まった。


「あれ?」


陽は聖の背中にぶつかった。


「どうした聖?急に固まって???」


聖は目をパチクリさせて言った。


「あなたたち、さっきの…」