古事記スクール

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【新古事記143】想像するもの

07時50分


「おはようございます」


聖が出勤してきた。聖は航を見つけると近づいてきた。


「氷川さん、おはようございます。


浅間は昨夜も私が寝た後に「古事記まんが」を読んでいたみたいです」


「おはようございます。


ええ、昨夜メッセージもくれたみたいで。


夜中だったので遠慮しましたけど後で返信します」


「そうでしたか。ありがとうございます」

 

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08時10分


航は勤務を終え、更衣室で着替えていた。


着替え終わると陽にメッセージを送った。


「浅間さん

 

おはようございます。


昨夜はメッセージありがとうございました。


イザナミの死からイザナギカグツチを斬り殺すシーンですが…


僕は一連の流れを「火山噴火による地殻変動」だと捉えています。


イザナミが大地だとしたら、ゲロが鉱山の神になり、おしっこが川になり、うんちが土になり…なんとなくイメージ出来るのではないでしょうか?


僕は古事記は想像力で読むものだと思っています。


あ、「神産み」に出てくるたくさんの神様の名前も覚えなくて大丈夫です。


一回で理解しようとせず、まずはぜひ一度、通しで読んでみてください。


氷川」


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ブルルブルル


陽のスマホが震えた。メッセージの相手は航だった。


陽はメッセージに目を通すと、「古事記まんが」を手に取り、昨日の続きを読み始めた。


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09時50分


「いけね!もうこんな時間!!


仕事行かないと」


陽は慌てて服を着替えると、仕事に向かう準備をした。


「よし、行くか」


陽は少し迷ってから「古事記まんが」をバッグに入れ、家を出発した。