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【新古事記150】近づいてくるキラキラ

09時58分


「おーい!!」


手を振りながら小柄な女性が近づいてきた。


「あっ、かなぶんだっ!!」


聖はそういうとその場でピョンピョンと跳ね、手をブンブンと大きく降った。


「おー、ひーちゃーん」

「おー、かなぶーん」


二人は再会を喜び抱き合った。


(なんでこんなに仲いいんだろ?


まだ会うの2回目なのに?)


陽は少し離れたところからその光景を眺めていた。ハグを終えたかなぶんが言った。


「ヨウくん、元気?


ひーちゃんにプロポーズした?」


(くっ、冒頭からその話題か)


陽は動揺を隠してカナコに聞いた。


「あれ?ノブナガさんは?


今日はカナコさん一人?」


「やだー、ヨウくん!!


かなぶんでいいって。


同い年じゃろ?」


そういうとカナコは親しげに陽の肩を叩いた。


(質問に答えていない…)


その時、聖が言った。


「ヨウ!あれみて!!」


陽は聖が指差した方向を見た。


太陽が反射しキラキラと黄金に輝く何かが少しずつこちらに近づいてきた。


陽は驚いて言った。


「ま、まさかアレは?


スクナヒコナでは?」


聖は言った。


「いや、むしろオオモノヌシでは?」


カナコは驚いて言った。


「おお!!


なんで?なんで?


ヨウくんとひーちゃんって、そんなに古事記I.Q高かったの?


スクナヒコナとかオオモノヌシとか?


普通でてこないよ!?」


そうしているうちにも謎のキラキラはゆっくりと近づいてきた。


「くっ、なんて眩さだ」


陽は思わず目を細めた。


キラキラの正体は…


そう、


ノブナガだった。