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【新古事記157】黄金聖闘士

聖は目をキラキラさせて巫女さんに聞いた。


「チャ、チャネラーって!!


あのー、お姉さん!!?


もしかして、守護霊様とか天使とか…龍神様の声が聞こえたり見えたりするんですか!?」


巫女さんは微笑みながら言った。


「私の場合は…


宇宙人セルシオスと交信することで、色々な情報…


うーん、情報という表現は的確では無いような気もしますが、


色々なことをキャッチして皆さんにお伝えしています」


「おおーーーっ!!


すごっ!!お姉さん、すごっ!!」


カナコが感嘆の声をあげた。ノブナガは言った。


セルジオ


ちょっと辛口な宇宙人なんでしょうね??」


巫女さんは微笑みを絶やさずに言った。


セルジオではありません、セルシオスですよ。ユニークなお兄さん」


そして、巫女さんはノブナガに向けてニコリと笑った。


「うおおー、なんという眩しい笑顔っ!!


オレの黄金聖衣(ゴールドクロス)並みに輝いて見えるっ!!」


陽は巫女さんの話があまりにも突拍子のないものに思えたため、黙っていた。巫女さんは続けた。


「そのお召し物は黄金聖衣というのですか?


「服を着る」ということは「福を着る」ということですし、「着る」とはまさに「気をまとう」ことです。


私が言っているのは表面的なファッションの話ではなくて…


ほとんどの人は無意識に洋服を選んでいますが…本当はとても大切なことなんです。


そのお召し物はまさにあなたのために作られたように見えます。作った方の愛情が込められていますね


私にはあなたのオーラが強く燃え上がるように見えます」


ノブナガは雄叫びをあげた。


「うおーーーー


オレは今、黄金聖闘士となったのだ!!

 

カプリコーンのノブナガ!!


燃え上がれオレの小宇宙(コスモ)!!

 

くらえ!!エクスカリバー!!」


続いてカナコが驚いて言った。


「作り手の愛情?


お姉さん、よくそこまでわかりますね」


巫女さんはカナコを見ながら続けた。


「うん、あなたのお洋服の選び方もとても良いですね。


それから、あなた…」


巫女さんは聖を見ながら言った。


「うん、まぁ悪くはないですね。


普通の方は予算という思考の枠がありますしね…その枠の中でよく選ばれている方でしょう」


「予算という思考の枠???」


巫女さんは少し不思議な言い回しをした。


「最後にあなた…」


巫女さんは陽を見ながら少し間を置て言った。


「うーん…


正直に申し上げてよろしいですか?」


陽はドキッとしたが、ここまできたらノーとは言いづらかった。


「は、はい。お願いします」