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【新古事記164】聖、そこにシビれる憧れる〜〜

巫女さんが窓を開けたそこには、お神札やお守りが並んでいた。


「えーと…


お名前は聖さんとお呼びしてよろしいかしら?」


聖は答えた。


「はい、聖です。


日を知る巫女、聖です、ふふふふふ。


名前で読んでもらえると嬉しいです」


聖は得意げに指で鼻の下をこすった。


「日を知る聖さん、とても良いお名前ですね。


聖さん、神宮大麻にも色々な種類があります。お住まいの事情でお好きなものを選んでいただいて良いと思いますよ。


神棚がなくても、こういった「お神札立て」を使ってもいいんですよ。簡易的な神棚のようなものです」


巫女さんはそういうと木製のお神札立てを見せてくれた。


「へー、そういう簡素なものでも構わないんですね?


う〜ん…陽はどれがいいと思う?」


「そうだなー


うちには神棚もないし、とりあえずこの一番小さいお神札とお神札立てで良いんじゃない?」


そう言いながら陽は心の中で思った。


(誰かが来たときにあまり仰々しい神棚があったらいらぬ誤解を受けそうだもんな…)


「そうね、一番小さいのにしよっかな、初心者だし。


お姉さん、これにします」


「わかりました。


お初穂料、800円をお納めください」


(オハツホリョウ???)


お初穂料…陽の聞いたことのない言葉だった。


巫女さんは白い紙にお神札を入れ、聖に渡した。聖は丁寧に受け取るとお神札を抱きしめるように持った。


「おお〜〜


なんかかわいい気がする」


「日聖さん、これは私からのプレゼントです」


巫女さんはそう言うと聖に「お神札立て」を渡した。


「え?いいんですか?


でも、お姉さん、アルバイトって言ってませんでした?


そんなことして怒られませんか?」


「ふふふ、あとで宮司様にちゃんとお伝えしておくので大丈夫です。


それに…ここの宮司様、私のクライアントさんなんですよ」


カナコが言った。


宮司さんがクライアント?


お姉さん、よくわからないけどすごいんですねー」


巫女さんは言った。


「わたしはただ…


宇宙人セルシオスのメッセージを皆様にお伝えするだけです」


聖が目をキラキラさせた。


「う〜〜っ


素敵ですっ!!


お姉さん、美人だしセルシオスさんの声が聞こえるのに全然偉ぶったりしないし…


ひーちゃんは、お姉さんにシビれる、憧れるぅ〜〜」