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【新古事記172】龍神祝詞

「そういえばお姉さんはこの神社が好きでわざわざ大阪から来ていると言っていましたが…


それはクラオカミが好きということですか?」


カナコが聞くと巫女さんは言った。


「はい。


厳密に言うと…私はクラオカミよりタカオカミの方が波長が合いますけどね」


不思議そうに聖が聞いた。


「タカオカミとクラオカミは違うんですか?」


「うーん、そうですね。


貴船神社では同じ神様ということになっていますが…


音が…クラオカミが低い部分、沈んだ部分を司るエネルギー。


タカオカミはより高い…宇宙に近い感じがしますね。


私は宇宙人セルシオスの声を聞きますから。宇宙的なエネルギーのほうがしっくりくるんです」


「ふーん」


陽たちはわかったようなわからないような声を出した。


陽が巫女さんに質問をした。


「水を司るのが龍神なのに、宇宙と何か関係あるんですか?」


巫女さんは嬉しそうな顔をした。


「良い質問ですね。


みなさんは祝詞をご存知ですか?」


「のりと?


いえ、わかりません」


陽と聖は首を振った。


「祝詞って、あの


かけまくも〜かしこき〜


ってやつですよね?


昇殿参拝の時なんかに神職さんが上げてくれる?」


カナコが言うと巫女さんが頷いた。


「それは祓詞ですね。


祝詞にもいろいろな種類があるのですが…


私が特に好きなのが龍神祝詞です」


「龍神祝詞?」


「それってどんな祝詞なんですか?」


カナコが聞いた。