こんにちは。
今日は2021年3月13日にclubhouseで配信した「あらすじ古事記」です。
「3分古事記」は、clubhouseを使い「3分で古事記や古事記っぽい話をする」というコンセプト?でやっているのですが、この回は「3分で古事記のあらすじを伝える」にチャレンジしています。
やってみた時の感想ですが、、、
「意外とイケるな!」
でした!
3分古事記は毎晩21:50~clubhouseでおこなっています。
clubhouseアカウント:古事記スピーカー(よう@ババヒロシ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【#008 あらすじ古事記(2021年3月13日配信)
さて、時間になりました。今日はすごい雨。雷も。夕方、虹がでました。皆さんはどんな一日でしたでしょうか?今日で8日目です。
今日は古事記のあらすじを3分でやってみたいと思います。普段はイラストを使ってやっているのですが…音声だけでどこまでお伝えできるかな~と若干不安ですが。ま、やってみますね。
■世界のはじまり
まず、この世界のはじまりですが、古事記の場合、神様より先に世界が存在しています。この世界のはじまりは、薄暗くて、ドロドロモヤモヤしていました。カオスですね。
やがて気の遠くなるような時間が経過すると、ドロドロが沈みモヤモヤが晴れて、世界は天と地に分かれます。そのあと、イロイロな神様が現れて、天を持ち上げたり、地面を支えたり…日本の神様ってエネルギーのことですからね。こうして、この世の成り立ちが出来ていきます。でも、この時点で大地はまだドロドロなんです。
■第1世代
そこで、イザナギとイザナミの夫婦が大地を固めて、日本の島々を生んで、風とか波とか岩とか石とか…いろいろな神様を生みます。ちなみに日本の場合、島々も神様です。こうして日本のベースが作られました。
この時点で、世界は主に3つに分かれています。
①天界
②僕らの住んでる地上世界
③死の世界
の3つです。古事記はこの3つの世界を行き来して物語が展開していきます。
■第2世代
ここでイザナギ・イザナミは役目を終え、第2世代・イザナギの子供・アマテラスとスサノオの時代がスタートします。アマテラスとスサノオは姉と弟の関係です。
スサノオはやんちゃな神様で、
①天界で大暴れをし
②地上世界に追放されます。
僕たちの住んでる世界です。その地上世界でヤマタノオロチという怪物を倒しスーパーヒーローになります。それでかわいこちゃんと結婚し、たくさん子孫を残します。
■第3世代
その後、スサノオが引退。スサノオの子孫、第3世代の時代になります。スサノオの子孫はめっちゃたくさんいるんですが、その中で頭角を現したのが末っ子のオオナムヂ。その後改名してオオクニヌシと名乗ります。出雲大社の神さまです。オオクニヌシはスサノオの後継者になり、地上世界を更に発展させます。
■第4世代
オオクニヌシは発展した地上世界を、今度はアマテラスの孫ニニギに譲ることにします。第4世代ですね。ニニギは天孫降臨といって天界から降りてくるんですが、この時に持ってきたのが、三種の神器です。三種の神器、草薙の剣は熱田神宮、やさかにの勾玉は皇居、そしてヤタノ鏡は伊勢の神宮にあります。ありますからね、三種の神器。
■神武誕生
それでこの僕らの住んでいる地上世界をアマテラスの孫ニニギが治めることになったんですが、そこからさらに物語が進み、ニニギのひ孫が初代天皇である神武天皇です。その神武天皇から途切れることなく今126代の今上(きんじょう)陛下まで続いているわけですね。日本というのは神話から令和になった今まで途切れずに来ている世界唯一の国なんです。
というわけで、古事記は現在進行形の神話なんです。
音声だけではごちゃごちゃになってしまったかもしれませんが。日本は神話から途切れていない国で、古事記というのは全ての日本人に関係のある神話・物語なんだということが少しでも伝わるとと嬉しいです。